2021年6月20日日曜日

我が半生の記録 (デジタル版)

最近,よく山道を走り回っているけど,逆に走ってない道はどれだ? と調べたくなった.要は今までの走行軌跡を 1枚の地図に合成したい.走行履歴は Google タイムラインに残っていて KML ダウンロードもできるけど,問題はどうやって表示するか.

・Google タイムライン: 1日分の軌跡しか表示できない
・Google Earth (Windows 版) の KML 読み込み: 年単位のログは表示が重すぎて実用に耐えない
・Google マイマップ: KML の最大ポイント数は 1000個までなので少なすぎる

んー Google サービスはすべて全滅か,と思っところ,JourneyMap というサービス発見.
で 2年分くらいの gpx を読み込ませてみたところ,読み込みには数分かかるが,レンダリング完了後はすこぶる軽快に動作する (おそらくベクトル描画ではなくてラスタ描画されている).素晴らしいヽ(´ー`)ノ

で,これに気を良くして,手持ちの GPS ログを全部読み込ませてみたらどうなるのかやってみたくなった.
(ちょっと話が飛ぶけど) 自分はカーナビ専用機を一度も購入 / 所有したことがなく,初めはノート PC + GPS アンテナ + Navin' You,その次は PSP の MAPLUS,そして Google マップのナビができてからはずっとそれ.要は GPS を使い始めた 2003年からずっと GPS ログが取れる環境だったので,その頃からの GPS ログを残している.

で gpx に変換 & 昔の GPS 感度が悪くてソ連まで吹っ飛んでる座標とかをフィルタするスクリプト組んで,すべての GPS ログを読んだ結果がこれ.
自分,自発的に旅行とか行かない人なんで,ほとんど日帰りで行動できる範囲.

よく走っている道は (GPS ログがブレることで) 太く表示されるので,頻繁に走っている道がよく分かるのが面白い.
バイクを持ってない頃はこの地図のあたりは青山高原と伊賀コリドールロードを走っていたので,地図にもそれがよく現れている.

ログ軌跡に印象深い出来事の痕跡が残ってることもあって,その頃の記憶がよみがえってきてすげー懐かしい気分に浸れる.
昔は 金>時間 だったので雁が原行くにも全部下道で峠道で行ってたとか,その道が崖崩れ通行止めでえらい遠回りしたとか.初めて車買ってすぐ六甲山に走りに行って,調子乗ってスピンしたのは今となってはいい思い出www

2021年6月15日火曜日

ラクテンモヴァーイル!!

日本のスマホ代は高すぎる!
事実,100% もの俺が (ビリビリ!) 0円まで下げてほしいと思ってる.

0sim (500MB までタダ) が生きていた去年までは,Fusion IP phone SMART (通話,基本料タダ) + 0sim (データ通信) で 0円運用できていたが,0sim が終了して以来,仕方なく LinksMate のデータ sim を契約していた.
で,楽天モバイルが 1GB までタダ,通話・SMS もタダと言う衝撃的なプランを発表したので,これなら 0円運用に何の問題もないって思うよね?

あるの!

・楽天自社回線 (Band3) のエリア.都市部以外は非常に怪しく,都市部であっても建物内はたいていアウト.最近はスマホ QR 決済を多用するので通信遮断は非常にきつい.
・今のスマフォ Redmi Note 8 Pro は au 回線 (Band18) を拾わない.それに楽天回線のカバー率が上がれば au ローミングが終了してしまうので,Band18 目当てで今機種変するのは得策とは言えない.

で考えた結果,しばらくは楽天モバイル + LinksMate の DualSim 運用で行くことにした.

・LinksMate は楽天エリア外でのバックアップ用に残す.なんだかんだ言ってもドコモ回線のエリアが最強.
・キャリア問わず,データ回線が繋がっていれば楽天 Link は使用できるので,無料通話の恩恵は受けられる.

で,この目的での LinksMate は非常に使い勝手が良くて,
(1) データプランが月単位で自由 & 無料で変更できるので,楽天回線の拡大に合わせて安いデータプランに変えられる
(2) 残ったデータ容量は翌月まで繰り越せる
(3) 最低 ¥165 (100MB) なので,これならほとんど使わなくてもキープしておいていいと思える値段
(4) (1), (2) のあわせ技で,月平均 1GB 消費すると仮定すると,一月ごとに 2GB, 100MB のプランに交互に切り替えることによって,1.05GB/¥292 で運用できる.調べた限りこれ最安じゃないかな.

自宅の楽天回線の受信感度はこんな感じでプチプチ切れるけど,そんな不安定さからも開放されて,今日から俺もラクテンモヴァーイル!!

2021年6月13日日曜日

新俺記録更新

梅雨なのに珍しく天気が良かったので,いつか行こうと思っていた谷瀬の吊り橋に行ってみた.
で到着.条件が不明だけどとにかく日本一らしい.

渡ってみたところ,高さ自体は特に恐怖は感じなかったけど,この日は風が強くて橋が揺れるのが超怖いw

あと構造が怖い.床板の下には横に渡してある角材しか存在せず,床板は頼りない針金で縛っているだけっぽい? 床板を縛ってない箇所が浮いてるとこもあって,不安を掻き立てられるw 普段から点検はしてると思うけど,突発的に壊れたら確実に死ねると思った.

で次の目的地を目指して King of 酷道こと R425 を走ってる途中の休憩中に,ふと見たらリアウインカーが外れてたw 走るのには問題ないけど後続に合図できないのは問題なので,修理しようと思ったが道具は持ってないし,ここらへんは田舎すぎてコンビニなんてものがない.人里に降りてやっといにしえのコンビニみたいな雑貨店にビニールテープがあったが,糊が劣化しててベッタベタw いつ入荷したんこれ?

ハサミとかもないので鍵のギザギザでビニテを切る等,エド・スタフォード並みのサバイバル技術を駆使してとりあえず応急処置完了w ビニテは白しかなかったのですごい目立つが仕方がない.
出先でこういう事があると困るので,最低限の車載工具を積んでいたほうがいいかもしれない.

で,次の目的地「みたらい渓谷」に向かう.実は下調べ不足で,道自体がみたらい渓谷と呼ばれる素晴らしい道なんだろうと思い込んでいたら,単なる酷道 R309 だったw.実際のみたらい渓谷は入場して徒歩で歩き回らないといけないみたいなんで,時間も押していたので今回はパス.

というわけで 404km, 11時間半の自己最長記録を達成ヽ(´ー`)ノ
シートを改造したおかげでかなり航続距離を伸ばすことができた.

2021年6月4日金曜日

磁気ラップタイマ復活

久々のデータロガーネタ.
自作データロガー 兼 ラップタイマ (通称: 赤箱),2号機に作り直して以来ラップタイマの磁気センサに反応しなくなっていた.当時はオシロスコープを持ってなかったので原因の追求が不可能だったのだが,先日簡易オシロを購入したのでハードデバッグしてみた.

で早速波形を見てみると,磁気に反応したときの電圧が 0V に落ちきっていない (約 3V).このマイコンは IO 3.3V (5V 耐性あり) のポートなので,この電圧だと L レベルを認識できない.
自分の拙い電子回路知識では,オープンドレイン出力なら適当に pull-up しとけばきっちり 0V - VDD に波形が振れてくれると思ってたけど,こう中途半端な電圧ということは,センサー側に内部抵抗があって電圧が抵抗分圧してしまうってことか? と予想して pull-up 抵抗を 1kΩ → 10kΩ に変えてみたら,

ビンゴヽ(´ー`)ノ
まだ 0V には落ちきってないけど,マイコンが十分に L レベルを認識できる電圧になった.
1号機は 5V IO だったので中途半端な電圧でもギリギリ L レベルを認識できてたんだろう.それが 2号機の 3.3V IO になって Vth が下がって L レベルが認識できなくなったと.

というわけでめでたくラップタイマ機能復活.
一応 GPS ラップタイマ機能もあるけど,GPS ラップタイマは計測精度が電波状況に左右されてしまうので,磁気センサが使えるならそっちを使うに越したことはない.