2021年6月4日金曜日

磁気ラップタイマ復活

久々のデータロガーネタ.
自作データロガー 兼 ラップタイマ (通称: 赤箱),2号機に作り直して以来ラップタイマの磁気センサに反応しなくなっていた.当時はオシロスコープを持ってなかったので原因の追求が不可能だったのだが,先日簡易オシロを購入したのでハードデバッグしてみた.

で早速波形を見てみると,磁気に反応したときの電圧が 0V に落ちきっていない (約 3V).このマイコンは IO 3.3V (5V 耐性あり) のポートなので,この電圧だと L レベルを認識できない.
自分の拙い電子回路知識では,オープンドレイン出力なら適当に pull-up しとけばきっちり 0V - VDD に波形が振れてくれると思ってたけど,こう中途半端な電圧ということは,センサー側に内部抵抗があって電圧が抵抗分圧してしまうってことか? と予想して pull-up 抵抗を 1kΩ → 10kΩ に変えてみたら,

ビンゴヽ(´ー`)ノ
まだ 0V には落ちきってないけど,マイコンが十分に L レベルを認識できる電圧になった.
1号機は 5V IO だったので中途半端な電圧でもギリギリ L レベルを認識できてたんだろう.それが 2号機の 3.3V IO になって Vth が下がって L レベルが認識できなくなったと.

というわけでめでたくラップタイマ機能復活.
一応 GPS ラップタイマ機能もあるけど,GPS ラップタイマは計測精度が電波状況に左右されてしまうので,磁気センサが使えるならそっちを使うに越したことはない.

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