2021年5月20日木曜日

GROM で公道を限界まで攻める

GROM の燃料計は満タンの約 30% (1.7L, 航続距離にして 100km 以上) を切ると点滅するようになっている.その残量だとまだ給油する気にはならないが,それ以降は燃料計が役に立たないので不便.なのでガソリン残量を限界まで攻めるために,燃料計の補正をしようと思った.
ちなみにオーナーズマニュアルでは燃料計点滅時残り 1.42L って書いてあるけど (少なくとも自分の個体は) ウソ.

で最初は燃料センサの抵抗値を補正してメーター表示を補正しようと思ったが,残り 1.6L の時点で燃料センサのフロートが機械的な下限に張り付いて,それ以降はセンサの抵抗値が変化しないこと判明.なので電気的に補正するプランはボツ.

仕方ないので機械的に補正することにした.燃料ポンプ Assy を外して,

フロートの針金を力で曲げる!

タンク底にフロートがギリギリ接触しないように曲げることができた.
このようにフロートが下がるように曲げることで,より少ない残量まで計測できることになる.

ガソリンタンクを空にする機会はなかなか無いので,最後に色々データとってみた.
燃料ポンプが吸える限界残量: 130cc
燃料計点滅時のタンク内ガソリン量: 1,090cc
満タン: 5,790cc

すなわち,燃料計点滅時のガソリン残量は 1.7L→0.96L に改善した.
うーん,ホントはもっと攻めたかった (0.33L = 残り 20km くらいが理想) が,機構的な制約なので仕方がない.

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