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2021年7月30日金曜日

バッテリー固定ファイナル

エリのバッテリーは LONG WP22-12N を使用しているが,固定は荷物を縛る用のバンドで固定していた (その前はマジックテープwww).
これでも固定できていたので別に手を抜いたつもりはないんだけど,ふとバッテリーを見ると電解液漏れ (?) でプラスチックがボロボロに崩壊してバンドの固定が解けていたw
なのでまともに固定するようにしてみた.

まず M6 の高ナットを写真の位置に溶接.で元から溶接してある M6 ナットと溶接した高ナットを使用し,M6 x 80 のボルト 2本でバッテリーを固定するようにする.
新たに溶接するのは普通のナットでもいいけど,高ナットにしたのは溶接しろを確保するため (要は溶接に自信がなかったw).
もとからあるナットの方は,ボルトが飛び出してはだめ (カウルに穴が開く) なのでボルトを適宜切り詰める必要がある.

バッテリー押さえ金具は,家に転がっていた適当な金具をヘタクソな溶接で作成w

で完成図.
もとからある M6 ナットの位置が絶妙で,車体の左右方向は何もせずともピッタリでガタツキがない.
車体の前後方向は押さえ金具で動かないようにしておいた.

これでやっとバッテリー固定がまともになった
ヽ(´ー`)ノ

2020年1月2日木曜日

エリーゼ イカリングプロジェクト 完成

あけおめ.前回の続き.

ヘッドライトカバーへの LED 組付けは終わったので,車体側の配線をする.
配線的にはヘッドライト内スモール灯から分岐させるのが一番簡単だが,スモール連動は車検的に多分アウトなので,無難に「その他灯火類」にするためにヒューズボックスから +12V を持ってくる.5番の 7.5A ヒューズがストップランプのヒューズなので,これの横っちょを少し削って電線をはんだ付けした.ヒューズソケットの内側がバッテリー側なので,電線が外側に来るようにすればイカリングもヒューズが有効になる.

またこうするとヒューズ box の蓋が閉まらないので,新たに 3D プリンタで電線が通せるヒューズ box のフタを作った

GND 側はスモールのコネクタから分岐させる中継コネクタを作成した.普通はヘッドライトの金属フレームが GND に落ちているはずと思うんだけど,LED に変えた影響なのかフレームから GND が取れなかった.

で,ついに車に取り付けて完成ヽ(´ー`)ノ
手前味噌ながらめちゃめちゃカッコエエ.もともとヘッドライトのレンズが丸目なので,後付け感があまりないのがよい.

昔は後付イカリングとかガキくせぇとか否定的だったけど,アンダーネオンとかで光らせまくってる人の気持ちが 1ナノメートルくらい理解できるような気がした.

ちなみに消灯時の LED はこんな感じ.
蛍光イエローがいいアクセントになっている.と思い込むことにする.
少なくとも白色カバーレンズよりも数百倍マシなので満足.

エリ S2 はヘッドライトの殻割りの必要がないので,イカリング取り付け自体は楽な部類.ヘッドライト照射範囲も気にならなければ,アリエクで売ってる LED & カバーレンズを接着すれば済むので非常に簡単な部類の作業だと思う.
ただ今回は LED をワンサイズ上げて LED カバーレンズを自作したのでいらぬ苦労をした.
←試作したカバーレンズの残骸.実際はこれの倍くらい作ってるw


ちなみに,自分もパクろうとした GRP のイカリングキットこれの 60mm と 70mm だと思う (自己責任でどうぞ)

2019年12月15日日曜日

エリーゼ イカリングプロジェクト (2)

前回までで,LED カバーレンズの設計,3D プリンタでの試作まで終わったので,無色透明の PETG フィラメントを発注した.

でそれが届いたので本番出力開始! 糸引きがひどいと言われる PETG だが,ウチの場合はフィラメントが当たりなのか Cura のプリセット値が優秀なのか,糸引きはほぼ問題なかった.しかし,レイヤー間の結合がとても弱く,ちょっと力を入れただけで簡単にレイヤー剥離を起こしてしまう.特に今回は肉厚 1mm の円筒なので,特にレイヤー間の結合力が問題になる.今回はレイヤー高さを 0.2mm → 0.12mm (つまり Cura の Super Quality 設定) に変えることで解決できた.ただしこれは出力に時間がかかるので,後でパラメータを煮詰めるか.

で,カバーレンズ出力開始.無色透明のフィラメントを使用しても,出力したパーツはすりガラスのようになってしまうが,むしろこれは狙った効果.というのも,本当に無色透明のパーツになってしまったら,中の LED が丸見えになってしまう.
で,出来上がったものを改めてヘッドライトカバーに合わせてみると... なんかすごい隙間がある.実は試作段階ではヘッドライト左側でしか試着してなかったので,右側だと許容出来ないほどの隙間が空いている.左右で微妙に形が違う,ロータスあるあるwww

仕方がないので隙間を埋めるような形に設計し直して再出力.これでもまだ隙間埋まりきっていないけど,まぁ妥協できる範囲ということにしておくwww

で LED 組付け.直接ヘッドライトカバーに接着でも良かったんだけど,次分解するとき接着剤べったりだとめんどくさそうなので,リングを作ってそのリングと LED カバーレンズを接着する.こうしとけば次はカバーレンズとこのリングを破壊すれば済む.

というわけで完成してめっちゃテンションが上ってたんだけど,数日経って冷静になってみると
「これ,イケてる...よね? イケてるのか? ギリ ok? うーん???」
と疑問が湧いてきた.
というのも,点灯時は問題ないんだけど,消灯時は白い部品が非常に目立つ.その目立つ部品が 3D プリンタで作った (表面の粗が目立つ) 部品なので,なつやすみのこうさく臭が...(;´д⊂)

なので,70%完成してたけど一旦全部破棄した(汗) 上で「こうしとけば次はカバーレンズとこのリングを破壊すれば済む」って書いたけどいきなりフラグ回収された
(;´д⊂)

で作戦変更.LED カバーレンズは黒色のフィラメントで出力する.透過色じゃないので光が透過しないが,スリットを入れることで対応.LED が見えてしまうが,LED 蛍光体の黄色がいいアクセントになるんではなかろうか.と思い込むことにした.

2019年12月8日日曜日

エリーゼ イカリングプロジェクト発動

海外 (GRP) で売ってるエリーゼ用イカリングキット,どう見ても AliExperss で売ってる汎用品と同じなので,安く丸パクリしようと思った.画像とか取り付け動画から必要な LED とカバーレンズのサイズを割り出して発注.

で,届いたやつをヘッドライトとあわせてみると... どうも直径が小さく,ヘッドライトレンズにかぶってしまう範囲が大きい.ハイビーム側も同様.これは買ったサイズを間違えたのではなく,上記の GRP キットでも元からそういう想定っぽい.
これではヘッドライト照射範囲が狭まってしまうのでボツかなぁ... と思ったところで,LED のサイズをワンサイズ上げて,3D プリンタで LED カバーレンズを自作出来ないか? ということで,やってみた.

ということで試作カバーレンズの山々(笑) 赤なのは試作なので安い PLA を使っているから.
既存の部品に組み合わせることを考えると,出力パーツサイズの誤差は 0.1mm 以内,は欲しいところだが,どうもこのサイズで 0.5mm ほど小さめに出力されてしまう.なので,一度出力した物のサイズを計測して,設計サイズとの誤差分を設計に反映,ということで最低 2回の試作が必要.

で,あらかた設計が固まったので,ヘッドライトカバーに合わせてみた.
ウヒョヒョ,だいぶいい感じ.ヽ(´ー`)ノ アリエクで買ったカバーレンズは無駄にゴツいけど,自作カバーレンズは 1mm と薄く作ったので,LED のサイズをワンサイズ上げることが出来た.
心配していたなつやすみのこうさく感も,そんなになさげ.

ということで,なんとか完成できる目処が立ったので,本番カバーレンズ出力用の無色透明のフィラメント (PETG) を発注した.

2019年9月22日日曜日

4点式シートベルト,ハーネスバー取付け

エリに 4点式シートベルトと,ハーネスバーを装着した.

まずはシート,リアバルクヘッドのカバーを外し,ハーネスバーを装着する.
特に助手席側は,長い 6mm ボールポイント hex レンチか,6mm hex ソケット + 首が振れるエスクテンションがないときつい.奥まった狭いところにボルトがあるので,普通の 6mm hex レンチで回そうとすると発狂する.
ハーネスバーはエリパの約 1万円のやつ.スピーカーはそのまま使えるって書いてあったので,内装は無加工で付けられると勘違いして買ってしまったのだが,実際はバルクヘッドカバーの逃げの加工が必要.
モノは直径 4cm の鋼管で,エリ標準 (?) のハーネスバー取り付け位置にボルト止めする形で,かなり頑丈.値段も他で買えるやつより安いので,内装加工に抵抗がない人はおすすめ.
今回は,バルクヘッドカバーはなくても高級感はあんま変わんないや(笑) ということでカバーは付けないことにした.スピーカーも取っ払うことになるけど,エリーゼで音楽聞いたことないからまったく問題ないw

腰・肩ベルトの車体側取付けは,3mm 厚 L 字アングルにベルト付属のアイボルトを溶接してステーを自作.これを後ろのシート取り付けボルトと共締めする.アイボルトが斜めってるのはわざと.

真ん中 2個が腰ベルト用で,外側が肩ベルト用.なんで腰ベルト用を真ん中に寄せているかと言うと,普通につけると,ベルト長さ調整用の金具がちょうどシートのベルト穴のところに来てしまうので,それを避けて距離を稼ぐためにこの位置にした.

肩ベルトはハーネスバーに巻き付けるつもりだったが,普段の街乗り時は 4点シートベルトは外すようにしたので,アイボルトをここに付けた.
最初からハーネスバーにアイボルト取り付け穴があるやつを買えばよかったと今更後悔.

ベルトの金具とかがゴツすぎて,街乗りとかで使わないときにすごい邪魔.
当初は 4点式ベルトは常に付けたままにしとく予定だったけど,邪魔なので街乗り時は外すことにした.これが肩ベルトをアイボルトでつけるようにした理由.

軽く走ってみたけど,すげーわこれ.体が全然動かせんくらいに固定される.

2019年9月16日月曜日

タイヤ交換 (ただの忘備録)

エリのタイヤを後ろだけ交換.
値段だけで言えば前回と同じ TRIANGLE TR968 になるが,これは自分的評価が低いのと,色々なアジアンタイヤを試してみたかったので,今回は ATR SPORT.
まだスポーツ走行はしてないのでクリップとかの性能評価は保留で.
一般道での使用 (振動とか) は全く問題なかった.ロードノイズは... エンジン振動がうるさすぎてわからないw


項目単価数量税率小計
ATR SPORT 215/45R17.Z 91W XL (送料込み)4,720219,440
タイヤ交換工賃,タイヤ廃棄代,バルブ交換3,676113,676
合計13,116

2019年9月10日火曜日

エンジンマウント交換 (続き)

前回の続き.
メインエンジンマウントの振動だけでもお腹いっぱいだけど,購入したエンジンマウントは 3点セットなので,あと 2個交換しないといけない.

まずは左側のミッションマウントから.真ん中の 1本のボルトでシャシー,外側の 2本のボルトでブラケットにとまっている.
自分はノーマルのエアクリボックスはすでに取っ払っているのだけど,ついてる場合はそれを外してからでないと真ん中のボルトは回せないと思う.
外側の 2本もレンチを回すスペースがないので,エクステンションバーでシャシー下側から回した.

交換後.ここはあんまりノーマルと見た目が変わらない...

ちなみにエリパ付属の真ん中のボルトはキャップボルトで,それ用のソケットを持っていない場合は,こういう高ナットを使えば普通のボルト用ソケットで回せる.専用のソケットよりも安い.

ちなみにこれはまーさんガレージで紹介されてたネタ(笑)

最後にエンジン下側のマウント.これは 2本ボルトを外すだけで特に言うこともないので,完成後の写真のみ.これも見た目はノーマルと大して変わらない.
ボルト外した後でも,マウントは知恵の輪状態で取り出すのに苦労したが,結果的に上側 (つまりトランクフード開けた側) から取り出すと楽だった.


ということで,自分としては割と大掛かりな類の作業だったけど無事完了ヽ(´ー`)ノ
まぁそれほど変な工具もいらないし,硬いボルトは魔法のステッキ・マジカル鉄パイプで緩められたので,終わってみればそんなに難しい作業ではなかった.

それでも以前なら自分でやろうなんて微塵も思わなかっただろうけど,今回やる気になったのはやはり,まーさんガレージとか GUNMA-17 に感化されたのが大きいw
最近は溶接機がとても欲しいwww

2019年9月7日土曜日

よーさんガレージ

はい皆さんこんにちはー,よーさんでーす.
9月になりようやく気温も下がり始めて,これからツーリング日和になりますが,皆さんいかがお過ごしでしょうか.
えー今日はですね,エリーゼのエンジンルームからの異音を修理していきます.

と,まーさんガレージの OP を真似てみたところで,自分の blog がクソ blog であることに何の変わりもないので,いつもの調子に戻す.

でちょっと前からエンジンが揺れると結構大きめのきしみ音がするので,エンジンマウントのボルトが緩んでるのかと思って点検したら,エンジンマウントブラケットが裏も表もバキバキに割れてたwww
ブラケットを新品にしても,いずれ割れるのは見えている気がしたので,エリパの強化エンジンマウントに交換することにした.

エンジンのオイルパンにジャッキをかまして,(1)~(3) のボルト・ナットを外して,アルミ製のブラケットを (この段階ではまだ外せないので) 回転させて,(4), (5) のボルトを外す.
ネジロック剤とかで硬いボルトもあるけど,鉄パイプでレンチを延長すれば問題なく外せた.鉄パイプ最強伝説.
ちなみに (1), (3) は 18mm という変わったサイズなので,アストロに買いに行ったら,今度はエリパのマウントに付属してきた (3) のボルトが 22mm という変なサイズ... アストロにまた買いに行く羽目になったw

取り付け完成図.ノーマルのエンジンマウントはシャシー側下部は 2本のボルト止めだが,エリパのは 1本だけ.しかもシャシーとの接触面がそんなに太くないし,エンジンマウントが倒れる方向の力がかかったとき (要はエンジン自体が前後に動いたとき) の力のかかり具合が非常に不安なんだけど,大丈夫かこれ.
あとエンジン側のボルト 2本は,サービスマニュアルでは締め付けトルク 145N となっていて,アルミブロック相手にそんなにトルクかけていいのかめっちゃ不安.そもそもボルトの長さが違うので,適当に減らして 120N (根拠なし) で締めてみた.

あとはオルタネータ冷却用のダクトがブラブラしてしまうので (ノーマルではエンジンマウントに縛られてた),そこらへんの配管にタイラップで縛り付けた.

で,乗った感じはどうなのかというと...
アイドリング時のエンジン振動の伝わりがひでぇwww もとからボディパネルとかビビリ音とかしてたけど,エンジン振動で色んな所が共振起こして合奏がやべぇwww 元から少ない快適性が更に 30% ダウン.それでいて走行性能的なものは自分の感覚では全く変わらず.
多分こういうのは,違いが分かる人がすべてを犠牲にしてタイム削りに行く,とかでつける物なんだろうな.

逸般人以外にはおすすめできないwww

2019年7月15日月曜日

エリーゼのインナードアハンドル交換

エリーゼのインナードアハンドルの交換を実施.
ここのパーツが経年劣化で割れるのは定番のトラブルだが,作業に時間がかかると聞いていたので躊躇していたのだが,3連休ずっと微妙な天気で逆に整備には好都合な気温なので,覚悟を決めて作業開始.

まずは端っこからドアハンドルを外そうとしたら,パリパリと細かく砕けるので,ひたすら砕く.

あらかたドアハンドルを外し (砕き) おわったら,あとはべったりついたウレタン接着剤をひたすら切って削る.

やっとこさ片側の外し作業完了.片側だけで 2時間半かかった...

ちなみ写真は新品ドアハンドルをつけた写真ではない.エリは製造時期によって細かい仕様が違うが,ウチの (2003年式) はインナードアハンドルの内側に更にインナードアハンドルっぽいプラ部品がドアに接着してあった.この部品だけでもドアハンドルとして成立してる気がするけど,なんでわざわざドアハンドルが二重になってるんだろう...?
ウチのは両面テープは使われておらず,内側のこの部品にウレタン接着剤でインナードアハンドルが接着してあった.
インナードアハンドルを砕くとき,破片がドア内部に落ちていくのが心配だったが,うちの場合その心配の必要はなかった.

外したインナードアハンドルw

取り付けは強力両面テープを 2~3重にして高さを稼いで貼り付けた.
ちなみにここのドアの塗装は大変弱く,塗装面に両面テープ/接着剤で接着すると,塗装もろとも剥がれると思う.(実際ウレタン接着剤の残骸剥がしで塗装が少々剥がれた)

あとは貼るだけ.

古いドアハンドルはヒビ以外にも,ベタついて拭いても取れなくて困ったが,こういう普段手に触れるところがキレイになると気分がいいね.
ヽ(´ー`)ノ

2019年6月23日日曜日

自分,酸素欠乏症かも

ローバー Eg のエリーゼ定番のチューニングである,ラージボアスロットルボディに交換.eBay で送料込み ¥11,680.ちなみに日本で買うと 2.4万円超え.
最初に 1万円の値段を見ると買うのを悩んでしまうが,2万円超えのプライスタグを見たあとの 1万円だと「安っ!!Σ( ̄□ ̄ι」ってなって即買いしてしまったw もしかしてワールドワイドレベルで売上を伸ばすそういう作戦なんだろうか.

で,他の人のレビューだと「中低速のトルクアップが実感できる」ってレビューばっかりなので,自分もワクテカしながら馬力計測してみた.その結果は...

誤差の範囲ですなw 少なくとも 1万円投資した効果は皆無.

もしかして数多のレビューの「中低速のトルクアップが実感できる」っていうのは,アクセルペダル半開時のトルク感のことを言ってるんではなかろうか.そう仮定すると,交換前と同じ踏み込み量でもボアアップ分アクセルを多く開けてるのと同じだから,当たり前の話.
決して,アクセル全開時の 3~4000rpm あたりのトルクが上がるわけではない.

1万円くらいのパーツで劇的にトルクが上がるなんて,そんな訳最初から無かったんだよなー.エアクリとかインダクションボックスとか交換して,スロットルボディがボトルネックになっている状況なら,もしかしたら結果は違うのかもしれんけど.

久々にがっかりだよ.(´・ω・`)ショボーン

2019年5月18日土曜日

中華の洗礼

エリーゼのロービームを LED 化した.AliExpress で送料込み ¥1,650.これも amazon で同クラスを買うとだいたい 1.5 ~ 3倍くらい.
blog のネタ的には冷却ファン無し¥900 のやつを攻めるべきだが,流石にファン無しは冷却に不安があったので,ファン有りで小さめ & 明るそうなこれを選んでみた.

エリのヘッドライトのバルブの後ろはカウルになっているので,ヒートシンクの大きさに制限があるが,結論から言うとカウルに干渉することなく取り付けできた.ヒートシンクの大きさは,座金からの高さ 35mm x 直径 40mm.

見た目の作りはなかなかしっかりしてそうで,LED が載ってる基盤も銅製と,カタログスペックに現れないところもちゃんとしてそうだった.座金の回転機構は無いようで,取付後の LED の角度は変えられない.そもそも H1 だと `D' 字状の切り欠きで角度が定まるから回転機構の必要がないのかも? と思ったら,2個それぞれの LED で座金切り欠きの角度が違うし(;´д⊂)ああ,こういうところが中華スペックなのね(;´д⊂)

で早速取り付けに入る.さくっとバルブ交換して終わりと思ったらそうは問屋が卸さなかった.
まずスペースの関係で作業が非常にやりにくかったので,一旦ヘッドライトをカウルから外すことにした.

で問題点その 1.通常 H1 バルブにはガイドピンがあって,これをリフレクタ側にはめることで発光点がずれることなく固定できるはずなのだが,LED にそのガイドピンがない.これだと振動で上下左右に簡単にずれて光軸がずれかねない.

仕方がないので,H1 電球の座金だけ切り出して,LED にエポキシボンドで接着した.
ついでに LED の座金切り欠きがずれている問題も同時に修正.

この修正により,左右のライトともに LED の回転角がピッタリ垂直で固定できるようになった.

ちなみに H1 電球も平べったい部分が垂直でないと装着できない形にリフレクタ側はなっているので,そもそも切り欠きがずれている状態の LED は装着すらできなかったのね.

問題点その 2.バルブを固定するワイヤー (バネ) がはまらない.電球→LED に変わると太さが増して固定ワイヤーを引っ掛ける爪に届かない.
なのでピアノ線買ってきて,固定ワイヤーを自作.これ作るのに 1個 40分くらいかかった.そもそもピアノ線が近所に売ってなくて,ホームセンターのはしごをするはめに...

あとこいつは電源ユニットが本体からコネクタ等で分離しないので,電源ユニットもヘッドライト内の何処かに固定する必要がある.今回はここに両面テープ + タイラップ止め.

車体に取り付け完了.心配していたヒートシンク⇔カウルのクリアランスもギリギリ OK (あと 3mm ほど余裕ありそう).

点灯の様子.
カタログスペックでは片側 50W のはずだが,レビュー見ると実測片側 25W らしいwww これも中華あるあるwww
だけどハロゲンより確実に明るくなっているので,大満足 ヽ(´ー`)ノ.カットオフラインも問題なさそう.(ちなみに左ハンドル車なので,いわゆるエルボー点はなく,水平のカットオフラインになっている)

LED ライトとしては満足だけど,これを買うのはおすすめしない.H1 LED を買う場合は,必ずガイドピンがある製品を買うべき.ガイドピン加工の工数の残業代だけでまともな LED バルブが買えるよ... orz
写真を信じる限り,これはガイドピン有りっぽい.ヒートシンクの大きさも問題なさそう.

久々に中華の洗礼をモロに食らった買い物だった...