2019年5月18日土曜日

中華の洗礼

エリーゼのロービームを LED 化した.AliExpress で送料込み ¥1,650.これも amazon で同クラスを買うとだいたい 1.5 ~ 3倍くらい.
blog のネタ的には冷却ファン無し¥900 のやつを攻めるべきだが,流石にファン無しは冷却に不安があったので,ファン有りで小さめ & 明るそうなこれを選んでみた.

エリのヘッドライトのバルブの後ろはカウルになっているので,ヒートシンクの大きさに制限があるが,結論から言うとカウルに干渉することなく取り付けできた.ヒートシンクの大きさは,座金からの高さ 35mm x 直径 40mm.

見た目の作りはなかなかしっかりしてそうで,LED が載ってる基盤も銅製と,カタログスペックに現れないところもちゃんとしてそうだった.座金の回転機構は無いようで,取付後の LED の角度は変えられない.そもそも H1 だと `D' 字状の切り欠きで角度が定まるから回転機構の必要がないのかも? と思ったら,2個それぞれの LED で座金切り欠きの角度が違うし(;´д⊂)ああ,こういうところが中華スペックなのね(;´д⊂)

で早速取り付けに入る.さくっとバルブ交換して終わりと思ったらそうは問屋が卸さなかった.
まずスペースの関係で作業が非常にやりにくかったので,一旦ヘッドライトをカウルから外すことにした.

で問題点その 1.通常 H1 バルブにはガイドピンがあって,これをリフレクタ側にはめることで発光点がずれることなく固定できるはずなのだが,LED にそのガイドピンがない.これだと振動で上下左右に簡単にずれて光軸がずれかねない.

仕方がないので,H1 電球の座金だけ切り出して,LED にエポキシボンドで接着した.
ついでに LED の座金切り欠きがずれている問題も同時に修正.

この修正により,左右のライトともに LED の回転角がピッタリ垂直で固定できるようになった.

ちなみに H1 電球も平べったい部分が垂直でないと装着できない形にリフレクタ側はなっているので,そもそも切り欠きがずれている状態の LED は装着すらできなかったのね.

問題点その 2.バルブを固定するワイヤー (バネ) がはまらない.電球→LED に変わると太さが増して固定ワイヤーを引っ掛ける爪に届かない.
なのでピアノ線買ってきて,固定ワイヤーを自作.これ作るのに 1個 40分くらいかかった.そもそもピアノ線が近所に売ってなくて,ホームセンターのはしごをするはめに...

あとこいつは電源ユニットが本体からコネクタ等で分離しないので,電源ユニットもヘッドライト内の何処かに固定する必要がある.今回はここに両面テープ + タイラップ止め.

車体に取り付け完了.心配していたヒートシンク⇔カウルのクリアランスもギリギリ OK (あと 3mm ほど余裕ありそう).

点灯の様子.
カタログスペックでは片側 50W のはずだが,レビュー見ると実測片側 25W らしいwww これも中華あるあるwww
だけどハロゲンより確実に明るくなっているので,大満足 ヽ(´ー`)ノ.カットオフラインも問題なさそう.(ちなみに左ハンドル車なので,いわゆるエルボー点はなく,水平のカットオフラインになっている)

LED ライトとしては満足だけど,これを買うのはおすすめしない.H1 LED を買う場合は,必ずガイドピンがある製品を買うべき.ガイドピン加工の工数の残業代だけでまともな LED バルブが買えるよ... orz
写真を信じる限り,これはガイドピン有りっぽい.ヒートシンクの大きさも問題なさそう.

久々に中華の洗礼をモロに食らった買い物だった...

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