2020年8月23日日曜日

酷道マニアの聖地

酷道マニアの端くれとして,一度は行っとかなきゃなぁというわけで行ってきました暗峠.
数多の初心者ライダーを外装慣らしの闇へと引きずり込んだ峠を,果たして無事に走破できるのか?

なんてドキドキしながら行ってみたが,酷道 3級 (この「道」は書道の道みたいなもん) の自分には,まぁそんな言うほどの酷道でもなかった.
ここが例の最大傾斜のカーブか.
暗峠の頂上にはライダーの聖地か,というくらいバイクがたくさんいてビビった(笑)

が今日の一番の目的地は実は暗峠ではなく,そこから少し横道に入ったところにある「府民の森なるかわ園地 ぼくらの広場」という展望ポイント.
ここから見える大阪市街は圧巻の一言.夜に来たら夜景がメチャクチャ綺麗なんじゃなかろうか.
あまり知られていないのか,暗峠の人だかりに比べて,こちらは自分ひとりで広場を専有してた.

まぁ「俺が見つけた」的な書き方してるけど,他のモトブロガーのパクリネタですwww

2020年8月14日金曜日

水曜スペシャル: 滋賀の奥地に謎の風穴を見た!

滋賀に河内風穴という鍾乳洞があるらしく,そこまでの道も適度な山道みたいなので行ってみた.まぁ所詮滋賀の野良スポットだろと全く期待はしておらず,ちらっと見てコンビニのスイーツ食って帰るつもりでいた.

で現地まで行ってみると,駐車待ちの渋滞が発生しているではないか.え,全く予備知識ゼロだけどここってそんなに有名スポットだったの? ちなみに駐車料金も入場料も取られる,割としっかりとした観光スポットだったw

で風穴に入るまでの人多すぎ.写真に写ってない写真右から急な階段の下の方までぎっしり人が.滋賀の観光スポットをナメていたよ.
こんな感じで,炎天下の下 10分くらいこんがり焼かれる.

風穴の入り口に差し掛かると,効かせすぎの冷房みたいな冷気が吹き出してきて,さっきまでの汗を一瞬で吹き飛ばす.てかまじで風邪引くレベルで寒いw 真夏でも長袖必須.
入り口からこんな感じでしゃがまないと入れない.ちな写っているのは全く知らない人ですすみませんw

我々水曜スペシャル取材班は,滋賀の奥地にある前人未到の洞窟にまさに挑もうとしているっ! (ナレーション: 田中信夫)

中はこんな感じ.パンフでは奥行き 200m あるそうだ.規模としては昔行った秋芳洞と比べるべくもないほど小規模だが,アドベンチャー度はこちらのほうが断然高ぇwww
・急角度 かつ すれ違えないほどの幅の通路は,人々を死の淵へと誘い込む!
・通路すらない,ただの岩の瓦礫を進む探検隊に,予期せぬ危険が襲いかかる! これは偶然か,それとも罠か!?
・洞窟の途中にも,まるで探検隊を拒むかのようなかがまないと通れない通路! その奥に隠された謎とは何か!?

...まぁ,サンダルで気軽に行けるような場所ではないっすw
それなりに楽しめたので満足ヽ(´ー`)ノ

ちなみにとあるモトブロガーが「バイクツーリングにはナビじゃなくて紙の地図持っていくように」と言っていたので,自分も最近は事前に軽く覚えた道順と勘で走り,迷ったときだけ Google マップ見るようにしている.
こうすることで,事前に調べた道から外れたとしても,意外に走りやすい道や,意外な建造物を発見できて楽しい.
たとえ酷道に迷い込んでも (舗装されている限り) グロムなら走破できるので,こういう楽しみ方はバイクの特権だと思う.

2020年8月13日木曜日

グロム シート改善

グロムのシートはウレタンが固くて,ケツが痛くなることで有名.
これを改善するには,3つの選択肢がある.
【松】クソ高い社外シートを買う (¥3万~)
【竹】低反発ウレタンに張り替えてくれる業者に出す (¥1.5万~)
【梅】自分で低反発ウレタンに張り替える (材料費次第,数千円)

費用を抑えるために「梅」に挑戦しようと思ったけど,張り替えたウレタンを綺麗にシートの形に整形するスキルが必要になる.これ自分でできるのか? と思ったところで,単純に硬いウレタンに多数穴を開けて密度を下げて柔らかくするだけでいいんじゃね? と思った.これならウレタン整形の必要は無いし,別途低反発ウレタンを買う必要もない.

で失敗してノーマルシートを使用不能にするのも嫌なので,やっすい社外シート (Noi Watdan) を¥6k で購入.これのウレタン硬さもノーマルとほとんど同じ.
まずはタッカーの針を外して表皮を剥がす.

次に,どうやってウレタンに穴をあけるか.
ドリルの刃では無理なので,ステンレスパイプの先をグラインダーで尖らせて,ホールソー的なものを作ってみた.このままだとウレタンが詰まって作業効率が落ちるので,サイドに穴を開けてそこからくり抜いたウレタンを取り出せるようにする.
これを電動ドリルに取り付けて回転させながらウレタンに押し付ければ穴が開く...はず.

そしてドキドキの穴あけ.失敗してもいいように,まずは普段座らない場所に穴を開けてみる.オリジナルホールソーの切れ味はまずまずで穴あけに問題はない.そして肝心のウレタン硬さは理論上約 70% の硬さになるはずだけど,触った感覚としてもそんなもん.

これでうまくいく見通しが立ったので,普段座る場所に本番の穴をあける.
やる前は「誰でも簡単かつ低費用で実施できる」的な記事を書くつもりだったけど,そうはいかなかった(笑) 約 220箇所ほど穴をあけるのが非常にめんどくさい.ただ穴をあけるだけならまだしも,定期的にホールソーの刃を研いだり,穴の中に残ったウレタンをピンセットで取り出したり,という作業が穴の数だけあるので,決して楽な作業ではなかった.

最後に穴を開けた箇所にビニールシートを敷いたあと,タッカーで表皮を固定して完成.
外観では加工したことは全くわからない.作業はめんどくさいものの単純作業であり,仕上がりが技量に左右されないので,その点はこの方法のメリットじゃないかな.

で,実際に走ってみた感想はというと,確実にウレタンが柔らかくなって,今までは連続 1時間半くらいが限界だったものが,2時間 + 休憩 + 2時間でも走れるようになった.
それでもケツ痛までの時間が伸びただけで完全な解決にはならないけど,これ以上はシートの形を変えて身体との接触面積を増やさないと (太ももにも体重を分散する),クッション材質だけではどうしようもない感じだなぁ.
まぁ加工代は¥0 でこれだけの効果はあったので,大満足ヽ(´ー`)ノ