2019年12月15日日曜日

エリーゼ イカリングプロジェクト (2)

前回までで,LED カバーレンズの設計,3D プリンタでの試作まで終わったので,無色透明の PETG フィラメントを発注した.

でそれが届いたので本番出力開始! 糸引きがひどいと言われる PETG だが,ウチの場合はフィラメントが当たりなのか Cura のプリセット値が優秀なのか,糸引きはほぼ問題なかった.しかし,レイヤー間の結合がとても弱く,ちょっと力を入れただけで簡単にレイヤー剥離を起こしてしまう.特に今回は肉厚 1mm の円筒なので,特にレイヤー間の結合力が問題になる.今回はレイヤー高さを 0.2mm → 0.12mm (つまり Cura の Super Quality 設定) に変えることで解決できた.ただしこれは出力に時間がかかるので,後でパラメータを煮詰めるか.

で,カバーレンズ出力開始.無色透明のフィラメントを使用しても,出力したパーツはすりガラスのようになってしまうが,むしろこれは狙った効果.というのも,本当に無色透明のパーツになってしまったら,中の LED が丸見えになってしまう.
で,出来上がったものを改めてヘッドライトカバーに合わせてみると... なんかすごい隙間がある.実は試作段階ではヘッドライト左側でしか試着してなかったので,右側だと許容出来ないほどの隙間が空いている.左右で微妙に形が違う,ロータスあるあるwww

仕方がないので隙間を埋めるような形に設計し直して再出力.これでもまだ隙間埋まりきっていないけど,まぁ妥協できる範囲ということにしておくwww

で LED 組付け.直接ヘッドライトカバーに接着でも良かったんだけど,次分解するとき接着剤べったりだとめんどくさそうなので,リングを作ってそのリングと LED カバーレンズを接着する.こうしとけば次はカバーレンズとこのリングを破壊すれば済む.

というわけで完成してめっちゃテンションが上ってたんだけど,数日経って冷静になってみると
「これ,イケてる...よね? イケてるのか? ギリ ok? うーん???」
と疑問が湧いてきた.
というのも,点灯時は問題ないんだけど,消灯時は白い部品が非常に目立つ.その目立つ部品が 3D プリンタで作った (表面の粗が目立つ) 部品なので,なつやすみのこうさく臭が...(;´д⊂)

なので,70%完成してたけど一旦全部破棄した(汗) 上で「こうしとけば次はカバーレンズとこのリングを破壊すれば済む」って書いたけどいきなりフラグ回収された
(;´д⊂)

で作戦変更.LED カバーレンズは黒色のフィラメントで出力する.透過色じゃないので光が透過しないが,スリットを入れることで対応.LED が見えてしまうが,LED 蛍光体の黄色がいいアクセントになるんではなかろうか.と思い込むことにした.

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