(他人が設計したパーツを出力して取り付けるだけの改造は省く)
【フィラメントホルダーのサイド配置化】
標準のフィラメントホルダーはエクストルーダの上にあり,またエクストルーダに対しフィラメントは水平方向に供給するので,フィラメントの曲がりがキツくなり最悪折れる.ここをサイド配置にするのは定番でそれ用のパーツのデータも公開されているけど,自分は L 字アングルの切れ端を使って,フィラメントホルダーをエクストルーダの横に持ってきた.
【フィラメントホルダーのベアリング化】
標準のフィラメントホルダーは回転すらしない固定されたただの筒なので,フィラメントが引っ張られる際にストレスがかかる.なのでここをベアリング化するのも定番で,規格品のベアリングを使ったデータも公開されているけど,自分は家に転がっていたベアリングを流用し,それ用に筒は独自設計し,ボルトで固定した.
【オートパワーオフ】
出力にはたいてい数時間かかるので,出かけてる間とか寝てる間に印刷したいのだけど,電源 SW が機械式なので印刷が終わっても電源が切れない (電気代は微々たるもんだろうけど,ずっと回ってるファンの耐久性のほうが心配w).
なので電源ケーブルにトグルスイッチを割り込ませて,Z 軸のローラーが最高位置にきたときにスイッチ OFF になるような箇所にスイッチを取り付ける.
次に Cura の設定の G-code の終了コードで,以下の Z 位置を最大に移動するコマンドを追加すれば,出力終了時に自動で電源が切れる.
(...省略...)
M84 X Y E ;Disable all steppers but Z
# ★ここ以下を追加
M203 Z50.00 # 移動速度を速めに設定
G1 Z230 # 230mm まで移動
M203 Z10.00 # 移動速度を標準に設定
G1 Z250 # 250mm まで移動
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