2006年11月12日日曜日

漢の32連LED

 7月9月とMLS (モーターランド鈴鹿) に,自作IRラップタイマを持ち込んでラップタイム計測を行っているのだが,これの調子がすこぶる悪く,50%位の確率でラップカウントを失敗する.作った当初はほぼ100% 計測できてたのになぁ? 赤外線投光機は見てのとおり32連LED(爆)なので,発光量は不足していないはず.電池切れかなー? と思って今日解析してみた.


 チラッとだけIRセンサの説明をすると,一般的なIRセンサは,38KHz で点滅する赤外線にしか反応しない.そうする事で太陽光などの赤外線に反応せずに,リモコンなどは正常に動作するわけやね.38KHz で点滅する赤外線を入れると,IRセンサは連続した Hi/Lo の信号を出力する.

 で,自作IRラップタイマの投光器では,38KHz の赤外線を更に1KHzで点滅させる.そうする事でIRセンサの出力は1KHzのHi/Lo信号が出力されるはず.だったのだが,なぜかHiベタの信号しか出力されていない.これではラップカウントされないはずだ.しかも電池切れでもなく,元々のLED発光Firmwareの出来が悪いっつーことか.しかしそれに気づかずに1年近く運用してたとは_| ̄|○

 でも肝心の原因が分かりましぇん.32個もIR-LED使ってるので,発光が強力すぎるのか? んーオシロ持ってないから,何が起こってるのかようわからん.

 とりあえず,1KHz のデューティー比を 25:75 にして,IR-LED発光期間を少なくしてみた.これがビンゴ! IRセンサから無事 1KHz の信号が出力されるようになった.LED4個でも十分に反応してるし(笑) しかもLEDを90度横に向けてもIRセンサが反応してるし.いやなんか強力すぎ.これだけ反応されると,逆にタイム計測の精度が落ちちまう…

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