2019年9月21日土曜日

鉄を自在に操る能力を手に入れた

今までやれ 10階建てのビルだ,やれ螺旋階段だ,と想像で溶接してたけど,勢いで溶接機 Get!

溶接機の良し悪しは全くわからないので,数多の YouTuber が「これは溶ける!」と絶賛していた,ハイガー産業 YS-MIG100 を購入.

で,溶接の練習として,プアマンズ・ローダウンジャッキを作ってみた.

まずは家に転がっていたパンタジャッキの,車体に当てる側の金具をグラインダーで切り落として低さを稼ぐ.

で,ジャッキアップ用のハンドルをかます箇所に 19mm の高ナットを溶接する.
バイオハザードの水門を開ける用の変なクランクみたいなやつだとすっごい重いけど,これでラチェットレンチで回せるので非常に楽になる.高トルクの電動インパクトレンチがあればそれでも回せるらしい.

で,初溶接に挑戦.最初は「溶接なんてちょっとすごいはんだ付けみたいなもんでしょ」とナメていたら,ちっともうまく溶けない.
溶接ワイヤーだけが溶けてダマになって,母材が焦げるだけでちっとも溶けない... なんかハンダが乗らない,みたいな感じ.

結果的に出力設定が低すぎたみたいで,最初ヘタレで出力 50% でやってたけど,80% にしたら,なんかそれなりに上手く溶けるようになった.

ここの溶接は割とうまく行った.

次に車体接触面積を増やすために,L字アングルの切れ端を溶接.
後は錆止めの色塗って,車体接触面にゴムシートを接着して完成.

でちょっと使ってみたけど,結構便利.今持ってる油圧ジャッキは,スロープに載せないとエリの下に入らないのでめんどくさいけど,これだと即ジャッキアップできるので楽.

というわけで初めて溶接をやったけど,初心者なりにそれなりに出来たんじゃなかろうか.後は最適な出力の選択とか,溶接の仕上がりを綺麗にするとか,は経験して修行を積む感じかね.

あと,YS-MIG100 に簡易的な溶接面が付属しているけど,これは片手が塞がるので,溶接初心者ほど両手がフリーになるちゃんとした溶接面を買うべきだと思った.これは買っといてほんとに良かったっす.

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