2019年4月13日土曜日

エリーゼ テールランプ LED 化プロジェクト (4)

本プロジェクトで最大の難関であろうテールランプの殻割りを実行した.

まずテールランプをボディから取り外す.トランク裏からナット 2個取り外すだけなんで超簡単.と思ったらナット外してもびくともしない(汗 結果的にランプとボディの間の防水ゴムが張り付いていただけだった.

でランプのシーリング面とご対面.ここのシーリング剤はブチルゴムではないシーリング剤 (多分ウレタン系接着剤) で,温めても溶けないタイプ.仕方がないのでカッターで切るしかないのだが,壮絶に時間がかかる.最初の 1個は真面目に全周切って開けるのに半日かかった.

心が折れかかったので別の方法を模索.1/4周ほどシーリングを切ったら,写真のように一部だけ突破口を作り,(プラスチック部分に掛かる力をなるべく分散するために) 折ったカッターの刃を差し込み,更にマイナスドライバーを突っ込む.この状態でドライバーをひねりながらドライヤーで暖めると,シーリング剤は溶けないまでも柔らかくなるので,シーリングが伸びてほんの少し隙間が広がる.そこをカッターで切り,新たな突破口として前記のことを繰り返す.この方法を発見してから 40分くらいで開けられるようになった.

殻割り完了.この段階で初めてテールランプの内部構造がわかるので,LED 固定方法などがやっと検討できる.

で,構造上一番の問題となるのが,電球の光を面に広げる拡散板.こいつは中心あたりがライト外殻と接着されており,これを外すには結構な加工が必要.
見た目優先なら外すべきだけど,外しちゃうとウィンカー用の遮光パーツが支えを失ってガタガタになる (要はノーマルのウィンカーが使えない) のと,やはり元に戻せない加工は抵抗があったので,今回は拡散板は残すことにした.
そうなると LED は拡散板の裏に貼りつけるだけなので作業も楽.

で仮組みして光らせてみた.
やはり拡散板ごしだと LED のリングがいまいちクッキリしないけど,思ってたよりひどい状態でもないので,まぁ妥協できる範囲内ということにしておく.
どうしても我慢できなかったら,後でリューター買って加工するか.

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