2020年10月26日月曜日

グロム スピードメーター補正 (1)

バイクのメーターは総じてハッピーメーターだけど,グロムは GPS 比較で 10% も速度が高く表示される.これはちょっと酷いので補正したいと思ったけど,既製品は \9,000 とちょっと高い.なので,マイコンで自作することにした.

使うマイコンボードはBIOS パスワードをぶっ壊す! の時に使った Arduino Pro Micro.安い,小型,開発が楽,機能・性能も十分,ということで今回の目的にピッタリ.

まずは車体左のカウルを外し,スピードパルスのギボシを特定する.自分 (JC75) の場合は薄黄色に緑ラインの線だった.わかんなければ適当なキボシ外して車体動かしてメーターの車速が動かなければ,それ.
最初に,Arduino → メーターに信号を渡して,速度とスピードパルス周波数の関係を調べる.自分はロジアナを持ってないので電圧とかは推定するしかなく,多分スピードパルスは 12V の信号と推定されるが,まずはダメ元で 5V を突っ込んでみたら普通にメーターが認識した.
そこでいろいろな周波数の信号を突っ込んでみたところ,大体 1km/h あたり 11.1Hz だということがわかった.

次に車速センサーのパルスを Arduino で拾ってみる.これも 12V だと思ったので抵抗分割で 5V に落としてみたら,Arduino 側で認識できなかった.もしかしてスピードパルス 5V なの? とダイレクトに Arduino に突っ込んでみたら,パルスを認識した.本当はアカンもしれんけど,Arduino に保護ダイオード内蔵されてるしまぁいいか.
我々は特殊な訓練を受けています.良い子は絶対に真似しないでください.

最後に,スピードセンサ → Arduino → メーター とつないでみて,タイヤを動かした時メーターが動くか見てみたところ,バッチリ動いたヽ(´ー`)ノ
これで電気的な接続は pass したので,あとは Arduino のプログラムを作成するだけ.

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