2009年1月25日日曜日

現実とゲームの区別があいまいに…なるわけねーだろ

 グランツーリスモ4 が発表されたとき,「日産のトップテストドライバーを例に挙げ、同一車種で実車と「GT4」で走行した場合、5秒以内(1%程度)のラップ差が実現できている」と書かれた記事を見てから,GT4 の再現度ってそんなに高いの? と常々疑問に思っていた.大体,タイムが近い=再現性が高い つうわけでもないだろうに.
 これを確かめる一番手っ取り早い方法は,自分で同じコース・同じ車で走ってみて,挙動の違いを確かめればいいのだが,GT4 に収録されているコースを走る機会がなかなかなかった.だがついに鈴鹿サーキット西コースを破格で走れる機会があったので,かねてからの疑問を晴らすべく突撃!!

 で,その結果↓ (ニコ動アカウントがない人はこちら)

まずタイムは…GT4 が 1'40.900,リアルが 1'47.703.リアルが 7秒落ちwww (ちなみにゲーム中の車は,フルノーマル・N1 タイヤ・アシスト類全 OFF という,考えうる最低の設定)
 もちろんリアルの腕がしょぼいのが一番の原因だとは思うが (130R の突入速度が 30km/h も違うw),挙動に関しての大きな違いは,ゲーム中の車が安定しすぎてるんじゃないかな.
・フルブレーキでハンドル切ってもなんともない→ブレーキを遅らせられる
・スプーン出口とかでアクセルがばっと開けてもなんともない→立ち上がり速度が稼げる
現実でそんなことしたら (少なくとも俺の腕では) スピン死確定だよ.

 ちなみに,一緒に走った S1 STD・ライトチューン・NEOVA・鈴鹿経験あり のそこそこ熟練者が 1'40 で走ってたことからも,GT4 の 1'40 は眉唾ものと言えよう.

 まぁ走行会前に事前に GT4 で練習したけど,コース覚えるのとかライン取りとか,ブレーキングポイントとか,事前に予習するのには役立ったかな.

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