DIMENSION の WOL ということで,パワー SW や WOL 信号の特性を探ってみた.
まずパワー SW だが,ケースからのフラットケーブルを接続するコネクタの 6, 8番 pin をショートさせると,電源が入る.もっと具体的にいうと,#6 が 3.3V にプルアップしてあって,これを GND とショートさせると電源が入る.
LAN カードの WOL コネクタのほうは,たぶん真ん中が GND,残りが +5V と WOL 信号で,WOL 信号は定常状態で 0V,マジックパケットを受け取ると,3.3V になった.
しかし,ここで問題があることが発覚.WOL 信号は Windows が起動して LAN カードに何らかの設定がされるまで 3.3V のまま.一方,パワー SW 端子のほうは,ショートさせっぱなしだと (マザボに通電自体はするものの) ブートシーケンスが開始されない.つまり,単純に WOL 信号の極性を反転させてパワー SW 端子に接続したとしても,マジックパケットを受け取った時に通電はするが Windows は起動しない.
この LAN カードを使って WOL を実現するにはここのようにタイマー回路を組んで一定時間後に WOL 信号を 0V に落とさないとだめだけど,俺にそんな知識ありませんから!! 残念!!
ほかの LAN カードで試してみるかなぁ(゜ーÅ)ほろり
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ちょっと話題は変わって,今回 DELL を分解してみて,いろいろと合理化されていてびっくり.
一つはマザボの固定方法で,ネジ 1本でうまいこと固定している.(説明がめんどくさいのでここ見てくれw)
もう一つはケース排気ファンが CPU 冷却ファンを兼ねていること.これはコストを下げるのはもちろんのこと,ファンの数を減らして静音化につながったり,CPU の廃熱を確実にケース外に排出する優れた機構だと思う.そういや BTX は吸気ファンと CPU 冷却ファンが兼用でちょっとうれしかったが,もう BTX は終わった感じだしねぇ.
DELL は合理化を進めるあまりパーツが特殊になって,自分では買いたくないがw (この DELL をオクで買ったのは異様に安かったから),こういう機構は積極的に規格化して自作界にも取り入れてほしいところだ.
2008年10月19日日曜日
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