2025年9月21日日曜日

3D プリンタの直角を矯正した話

だいぶん前に買った 3D プリンタの Ender-3 Pro,結構できが良くて今まで不満なく使っている.で最近,出力したパーツの直角が出てないんじゃね? ということに今更ながら気づいた.

試しにサシガネで直角図ってみると,こんなにズレてる...

調べてみたところ,原因は 2つあって,
(1) ボルト穴に遊びがあるので,遊びの分だけフレームの直角・水平がずれる.これはよく考えればわかることで,これに関しては気づかなかった自分のミス.一旦ボルトを緩め,定規で測りながらボルトを締めることで解決.

(2) アルミ角材を T 字型にボルトで結合している箇所の,アルミ角材の切出しの直角が出ていない (2番めの写真はこれが原因).これはもともとのアルミ角材の加工がまずいということになる.
自分でヤスリで削って直角を出すことも考えたが,余計精度が狂いそうなので,角材と角材の間にアルミ箔を重ねたものを挟むことで直角を出すことにした.簡易的な方法だが,目視では分からないくらいには直角が出せた.
最後に直角を計測するテストパーツを出力して,問題ないことを確認できて満足ヽ(´ー`)ノ

この手のアルミ角材で組まれている 3D プリンタは巷に溢れているけど,どこもこんな感じなのかなぁ.同社の最新機種でもフレームの傾きは問題になってるっぽい→参考

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