2009年3月8日日曜日

2台目 DD-WRT @ WNDR3300

 ウチの自宅 LAN ネットワークは,有線 BB ルータ + La Fonera (無線 LAN AP) になっているが,そろそろ 11n MIMO + Gb Ether の 無線 LAN ルータを物色中.

 この条件に合うものはいくつかあるが,やはり DD-WRT が入れられるやつがいい.というのも,ルータがフリーズするのを避けるために定期的にリブートをかける,なんて事が簡単に出来るし,中身は素の Linux に近いだけにそのほかにも色々融通が効く.が,この条件がついたとたん,今のところ条件に合うやつがない.

 と,ふと目にとまったのが Netgear WNDR3300 の特売品 (\5,980).まさかね…と思って DD-WRT の対応機器リストを見てみたら,対応してるじゃん! 速攻でぽちっとな(笑) Gb Ether じゃないけど,11n MIMO だし,この値段なら万が一壊しても被害は最小で済む.

 というわけで,今日届いた.まずざっと正規 FW の設定項目を眺めてみる… 特に試すべき機能もないな.というわけで一度もネットに繋げることなく DD-WRT 化決行!
 最初は,筐体あけてシリアル線引っ張り出して,みたいなことを覚悟していたのだが,なんと標準の FW アップデート操作で DD-WRT が入った.箱から出してからわずか 10分足らずで DD-WRT 化完了www こりゃらくでいいわ.

 で,いろいろいじってみる.WNDR3300 は FLASH が 4MB と,LaFonera の半分なので,いくつかの機能が削られているらしいのだが,何が削られているのかわからなかった.あ,そういや CIFS マウントとかの項目がないなぁ.

 で,早速今のルータと置き換えて速度計測しようと思ったら… 外に出れねぇ_| ̄|○ DD-WRT の ssh コンソールでは外が見れるのだが,WNDR3300 の LAN ポートにつないだ PC とかから外に出れない.明日 iptables の設定でも見てみるか.

 仕方がないので,今は単なる AP と化している.

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追記:
 iptables じゃなくて,DNS サーバの設定がまずかっただけだった orz 今のところ,何の問題もなく動いている模様.さすが,「標準 FW より安定している」と言われているだけあるw

 あんまり意味ないかもしれないけど,有線でスピードテストやってみた.(11n の LAN アダプタ持ってないので,無線はテストできないの(゜ーÅ)ほろり↓のほうで計測しました) PC対PC は,WAN・LAN にそれぞれつないだ PC 同士で iperf で計測,PC対WAN は,普通のブロードバンド速度計測サイトでの計測.

ルータPC対PCPC対WAN
Buffalo BBR-4HG53.4Mbps45Mbps
Netgear WNDR330040.9Mbps40.0Mbps
FON220113.63Mbps12.9Mbps

 素の状態 (セキュリティ関係を全部 OFF にした状態) で実測 90Mbps 出るといわれた 4HG と比べて,WAN アクセスする限りそんなに遅くはないのでまあまあ満足.
 しっかし,FON の遅さは際立ってるなぁw

 WNDR3300 の DD-WRT 化によって,FON2201 は完全に引退.SD カードでもくっつけて Web & メールサーバにでもしようかなぁ? そうしたら今の Linux サーバを引退させられるし.

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4/5追記:
GW-US300MiniS を入手したので,こんな構成↓で 11n の速度計測してみた.
PC<--11g / 11n / 有線 -->WNDR-3300<--有線-->PC

有線11g (54Mbps)11n (135Mbps)
91.9Mbps9.5Mbps22.0Mbps

 無線 LAN の距離は 1m ほど離して.11n がなぜか 135Mbps でしかリンクできなかった.Buffalo だと「倍速リンク」なる項目があるらしいが,DD-WRT だとどの項目に相当するんだ? たぶんチャンネル帯域: 40MHz だと思うんだけど,それ設定しても 300Mbps にならなかった(´・ω・`) まぁ 20MHz に設定したら 65Mbps でリンクしたから,倍速っちゃ倍速なんだけどw
 で,実際測った見たら,意外とショボイねー.たとえ 300MHz でリンクできたとしても有線にはかなわねぇなぁ.無線 LAN で DLNA 環境構築しようとか思ってたけど,こりゃ無理かも知れんなぁ orz

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